私は不妊治療をおよそ半年行い、クリニックを卒業しました。
その間、漢方やサプリ・ドリンクなど妊活に良いと思われることありとあらゆるものを実践しています。
ただ、お金ばかりかかってしまい、逆にストレスに繋がることもありました。
この記事では、妊活中に実践して良かったことについて紹介します!
治療歴
私の不妊治療歴は下記の通りです。タイミング法など全てをすっとばして行っているため、下記の期間が妊活期間となります。
およそ半年でクリニック卒業することができました。
えざきクリニック
2022年1月〜5月
2月採卵(高刺激)7個 →胚盤胞0
4月採卵(高刺激)5個 →胚盤胞1
5月 移植 ×
加藤レディースクリニック(KLC)
2022年7月〜8月
7月 採卵(低刺激)1個 →胚盤胞0
8月 採卵(低刺激)2個 →胚盤胞1
8月 移植 🧚
漢方とサプリメントの効果は?

漢方とサプリメントについて、私が経験したことをお話しします。
漢方
不妊治療開始と同時に、私は2カ所の漢方薬局に行きました。
問診と脈診・舌の診察をして頂き、漢方を出してもらうという感じです。
1ヶ月試してみましたが、予想以上にお金がかかるということと、実感が感じにくいということもあり私はやめてしまいました。
婦人科や内科の病院で、漢方を出してくれるところもあるので、まずは保健適用内での利用から始めてみるのも良いかもしれません。

東洋医学は体質によって、効果を感じやすい・感じにくいがあると思います。高額な出費になるので、まずはお財布と相談しながら、検討してみてください。
サプリメント
妊活によいサプリメントとして、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB、ビタミンD、コエンザイムQ10、マカ、亜鉛、鉄、DHA・EPA、ラクトフェリン、葉酸など、様々なものがあります。
私は不妊治療を始めた時に、記載したものを全て購入して2ヶ月間飲み続けていました。(もちろん、日によって飲むものを変えていました)



「妊活 ミトコンドリア」などというキーワードで検索をして、良いサプリはないか調べまくっていた記憶があります・・
ところが、サプリの瓶や袋が山のように積み上がるだけで、結局葉酸以外は飲むのをやめてしまいました。体調が良くなった実感もあまり感じられず、何を飲んだか毎日管理することにストレスを覚えたからです。
妊活中に飲んだ方がいい葉酸だけは摂取して、その他はなるべく食事からとるように心がけました。
実際、クリニックからも葉酸(エレビット)を飲むように指示されており、その他のサプリは摂取しないよう言われていました。
エレビットは、無添加なのとビタミンミネラルが含まれること、そして日本製ということもあり、妊娠中も安心して摂取することができました。(なによりクリニックお墨付きということが安心でした)
実践して良かったこと


色々なものを試してきた私ですが、効果があったと実感したものを紹介します。
①22時には就寝する
②タンパク質を意識して摂る
③適度な糖質制限
④運動をする
⑤ストレスをためない
一見すると、本当になんてことないことです。
ですが、この生活を普通にできている人、おそらくほとんどいないのではないでしょうか?(マッチョの方とかじゃないかぎり・・)
22時には就寝する
22時に就寝することで、成長ホルモンが活発に分泌されるゴールデンタイム(22時〜2時)を活用できます。
成長ホルモンは細胞の修復やホルモンバランスの調整を助けるため、卵巣や子宮内膜に良い影響があるとされています。
夜はついついTVを見たり、スマホで動画を見たりしがちですが、ぐっと我慢して、早めに寝る習慣をつけてみましょう!



私は、就寝前にストレッチやヨガをして、リラックスした状態で布団に入ることを心がけました。
タンパク質を意識して摂る
血や筋肉、ホルモンや免疫物質など、全身の大部分を作っている大切なタンパク質。筋肉量を維持することで基礎代謝が上がり、全身の血流が良くなるメリットもあります。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、女性は1日に50gが必要といわれています。
また、たんぱく質は摂り溜めができないため、3食に分けてとる必要があります。
お肉・お魚・乳製品などをバランスよく摂るのは、かなり難しかったです。
コツとしては、朝と晩にゆで卵を必ず食べること、そして、プロテインを合間にのんでいました。
色々なプロテインを試してみましたが、タンパクオトメのカカオ味は美味しくて、続けることができました。
(有名なザバスは、味が苦手で飲みきれませんでした)


あと、カーブスのプロテイン(レモン味)は、びっくりするくらい美味しいので、こちらもお勧めです。
レモンのジュースのようで、爽快感があります。甘いプロテインが苦手な方にはお勧めです。
カーブス会員でないと購入できないので、メルカリで買う方法しかないのがデメリットですが・・。
適度な糖質制限
一般的に、糖質を過剰に摂ることで血糖値が急上昇し、ホルモンバランスを乱しやすいと言われています。
糖質の高い白米や白パンなどの精製された炭水化物を減らし、代わりに玄米や全粒粉パン、オートミールを食べていました。
オートミールは、そのまま食べるのは苦手な方も多いと思います。チャーハンのようにして食べてみると意外と美味しいです。
ケーキや和菓子は極力我慢していたのですが、とはいえ、お菓子も食べたくなりますよね。
私は、iherbで糖質の低めのお菓子を買いだめして、それを気分転換に食べていました。
iherbはグルテンフリーのお菓子など取り扱いが多いので、是非活用してみてほしいです。


糖質を全く摂らないのも体に良くないので、適度な糖質制限が重要です!
運動をする
ピラティスは、体幹を鍛えながら血流を促進し、ホルモンバランスを整えるのに役立ちます。
特に骨盤周りの筋肉をほぐし、柔軟性を高めることで、妊娠に必要な環境を作りやすくするとも言われています。
また、激しい運動ではなく、ゆったりとした動きで心身がリラックスするのも、私には効果がありました。
深い呼吸をするので、それが良かったのかもしれません。
血流を良くするためには、筋トレやヨガなどでも良いと思います。
ご自身に合う運動を是非取り入れてみてください!


ストレスをためない
私は初めてのソロキャンプに行き、日常のストレスから解放されました。焚き火を眺めたり、富士山を見ながらコーヒーを飲む時間は、とても大切な時間でした。
ソロキャンを達成できたこととで、自分の人生はまだまだ楽しいことがたくさんある!という気づきをくれました。
不妊治療で暗闇の中を歩いている自分が救われた感覚を覚えています。
そして、その後の採卵と移植でとんとん拍子にクリニック卒業までいくことができました。



不思議なことに、採卵した後に「今回で終わりだろうな」と思いました。ストレスがなくなっていたので、とてもすっきりした気分でした。
まとめ
私は高額な漢方やサプリに初めから課金する必要はないと思っています。
それよりも、まずは自分の生活を見直すことが大切です。
不妊治療中や妊活中は、うまくいかなくて落ち込んだり、何かにすがりたくなったり、本当に辛いことの連続です。
まずは自分のストレスにならないよう、できることからチャレンジしてみてください!